肩トレの仕上げは、マシーン・リアレイズです。三角筋後部をターゲットにしていますが、菱形筋を使って肩甲骨をしっかり内転させることもとても重要です。
なぜなら、ロウ―イングでは鍛えきれない菱形筋をしっかり刺激できる種目だからです。ちなみにこの菱形筋が強くなると、ラットプルダウンの最後の引付も強くなり、広背筋のトレーニングも効果的にこなすことができるようになってきます。
さて、まずは肩の位置と手首の位置が平行になる高さに体をセットします。オーバーハンドグリップでマシーンのグリップ部分を握ります。その際、掌の側面をグリップ部分を支えるタテの部分にしっかりとあてます。
肩の位置は中立です。すくませてもいけませんし、下制させ過ぎてもいけません。グリップと肩のポジションが決まったら、水平チョップをするように掌の側面に荷重させ大きく外へ向かって弧を描くように押します。フィニッシュ地点では、菱形筋もしっかりと収縮させます。
多くの人は、動作の開始と、最後のフィニッシュの時だけ力を入れて、それ以外の途中の動きの時は力を抜いている場合が多いようです。勿体ないですね。この途中の時こそ、負荷に負けないように三角筋後部が一番がんばるのですが…
なので、ポイントは、動作を開始したら、チョップ？！にしっかりと荷重を感じたままま丁寧にフィニッシュ地点までもっていき、そして、スタート地点まで三角筋後部にネガティブ動作をしっかりかけながら戻すことです。
どうですか、重いのできないでしょっ？！ この動きをしっかりやれば、軽いほうがコントロールで来て、しかもしっかりと追い込める。一度、フォームと重量設定を見直してみてはいかがでしょうか？
本日のポイント
・マシーン・リアレイズのコツ：肩の位置と手首の位置が平行になる高さに体をセットしま⇒掌の側面をグリップ部分を支えるタテの部分にしっかりとあてる⇒動作を開始したら、チョップ？！にしっかりと荷重を感じたままま丁寧にフィニッシュ地点までもっていき、スタート地点まで三角筋後部にネガティブ動作をしっかりかけながら戻すこと。
それでは、失礼します。
