肩ポジ:胸・方ともに肘を体側に近づけ過ぎない(その2)

ダンベル

肩のポジションが理想的な状態なので、ダンベルプレスなどの胸トレはしっかりと踏ん張りながら先週よりも重い重量をテンポよくこなすことができました。

しかしながら、重い重量を少し余裕をもってできることをいいことに調子に乗ってしまいました。調子に乗って、肘を体側に引き付けるように肩甲骨を内転し過ぎた瞬間、見事に「抜けました~」。

肩の安定が一瞬にして奪われ、腕もプルプルしながらダンベルを上げる羽目に。

理由は簡単です。肩甲骨を内転させることで、肩を固定しているインナーマッスルの緊張が抜けてしまったのと、ダンベルを受ける重心ポイントが体側の方へ滑り込んでしまい、押しが全く効かなくなったためです。

肘の角度を90度から小さくしてくぶんには問題ないかもしれませんが(角度を小さくしてダンベルが内:胸側に傾いき過ぎるのはダメ)、90度から大きくなってダンベルを下ろしてしまうと、胸はストレッチされますが、肩周りの安定がなくなってしまいます。

これでは、ボトムからの切り返しで全く力を発揮できません。

なので、肘を曲げる角度は90度以内をキープし、肘を外に張りながら深く卸すと、肩のポジションは理想的な位置で維持され、かつ力強くボトムから切り返すことができるので、重い重量を扱うことができます。

胸に効く人効かない日があるとするなら、こういう細かいところのバランスがうまく調整されていないことが原因かもしれないので、「調子が悪いな」と思う時は、是非一度こういったひじの角度などをチェックしてみてください!

本日のポイント

・胸トレの正しい肘の角度と動かし方:肘を曲げる角度は90度以内をキープし、肘を外に張りながら深く卸すと、肩のポジションは理想的な位置で維持され、かつ力強くボトムから切り返すことができる。

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