肩ポジ:胸・方ともに肘を体側に近づけ過ぎない(その1)

ダンベル

先週の理学療法士の先生のアドバイスで、プレス動作の際の肩のポジションを修正してから、ほとんどの上半身のトレーニングで、肩周りが安定し力強く動作できるようになりました。

では、まずは肩の最適なポジションの復習です。肩(肩甲骨)というのは、シュラッグのようにすくんでもダメですし、寄せ(内転)すぎたり、下げ(下制)しすぎても、ダメです。肩が安定せず「力=パワー」が発揮できません。

では、どの位置なら一番安定して力を発揮できるか。答えは、広背筋を横に広げようとすると、羽が出ると思います。羽を出したポジションは肩関節が安定し、力が発揮しやすいポジションになります。ジムの中を歩いていると、体を大きく見せようとして、広背筋を膨らませている人がいますよね。あの状態に「近い」です。

「あの状態に近い」というのは、あの状態ではダメだということです。あんなに必死で広背筋を膨らませると、肩関節を動かせません。イメージとしては、少し羽を出して、肩を羽(広背筋上部)の上に乗っけるような感じです。

肩を羽の上に乗っけるイメージでダンベルを構えて、ベンチに寝ると、ちょうどいい位置に肩がきて、ダンベルもうまく掌の手首近くのくぼみに乗っかってくれます。これでポジションは完璧!

あとは、刺激が逃げないよう、丁寧に降ろして挙げる。

本日のポイント

注意点は、動作中に肘がぐらぐら動かないようにすること、ダンベルを押している時にダンベルが内側に入り過ぎないように気を付けてください。動作中にこの2つの事象が起きると、確実に刺激が逃げて胸に効きません。

復習終了!!

タイトルとURLをコピーしました